言葉

ノエルは2歳になるまで、一単語も話しませんでした。意思の疎通は1歳頃から結構できてきて、1歳4か月で分別の厳しい名古屋に来た時も、間違えることなくこれはプラゴミ、これは紙ごみ、これは可燃って自分で勝手に分別していたくらい(たとえがおかしい?!)。
ノエルの意思表示は「アー!」と表情とジェスチャーで完了していました。一緒にいるのが、私、義両親、義妹と大人だけなので、これで通じちゃうんですね。さらに一歩って踏み出して発展させる必要がなかったと言う感じかな。


2歳になって数日で、ようやく数単語出てきました。
そこからが本当に早かった。
発音し慣れていないので、まだ私と義母しか判別できない単語もあるけど、(世間で聞いていたように)爆発的に単語数が増えてきて、あれよあれよと2語文3語文しゃべるようになりました。


でも、何故か否定形はジェスチャー混じりでしか話しませんでした。肯定形を言いながら眉をしかめて手をブンブン顔の前で振ることで伝える形。それが、今朝、初めて「じーじ靴下履いてない」と否定形を使いました。
敢えて誰かが教えているわけでもないのに、言えるようになるって、子供の学習能力はすごいなぁ。ある言語をしゃべりたいなら、その国に飛び込んで生活するのが一番早いって思うけど、子供のそれってこれと同じ感じかなぁと思います。


最近言う面白い言葉;
「アブラヴィレの本」
同じ本のことをいつ聞いても、何度聞き返してもこう答えます。ずっと不思議だったけど、ここ数日考えた結果、ノエルが「アルファベットの本」と言っていたことが判明。しかし、アルファベットなんて言葉教えたかなぁ。


幼児の宇宙語って、何言ってるのか大人にはさっぱりわからないけど、子供同士だと通じ合ってる場合がありますよね。たとえば、宇宙語でお互いにしゃべって、同じ所で笑い合い、また宇宙語でしゃべって、○○ちゃんバイバイ!でしめる。大人には子供たちの名前とバイバイしか聞き取れないって感じ。
これって、「アブラヴィレ」みたいに、大人にしてみたら宇宙語にしか聞こえないけど、もしかしたら、子供同士では「アルファベット」って認識されてるのかも。だから通じ合えるのかも。


ノエルの返事;
最近「うん♪」ではなく「はい♪」と返事します。なぜだろうと不思議に思っていたら、私が義両親としゃべる時に普通に「はい♪」って言っていました。
「うん」と「ううん」はそういえば2歳前から首を振りながら言っていたこともあったなぁ。今では圧倒的に「はい♪」が多い。


さらにもう一つ、そういやぁ、1歳前後にアカチャンホンポアンパンマン見つけては「アンパンマン」って叫んでたなぁ。その日以来言わないけど。その日に私と旦那で騒ぎすぎてノエルにこれはこれは?ってアンパンマン見せては聞き過ぎたのがいかんかったのかな。ノエルはこの時に冷めてしまったに違いない。未だに、周りで騒ぎすぎると引きますから。