小児科デビュー

先週の4ヶ月健診で、体重の増えと肌の乾燥が少し気になるということで、大阪に来て初めて小児科に行きました。
体重も個人差だとさほど気にしていなかったので、平日の昼間に誰かと話せるよ、と楽しい小児科デビューを予想していました。


体重は5510g、身長61.5cm。
先生から、「今の段階では増えが悪いとは言えない」と言われ、安心。
赤ちゃんの時期に太っていないことが、今後の成長に大きな問題があるのかということが心配でしたが、これも「ありません」とあっさりと否定してもらえ、安心。


ところが、「それより、この子はアレルギーの方が心配だ」と言われ、アレルギー検査を受けることに。


楽しいはずのデビューに一気に暗雲が。


左の耳たぶから血液を採取。
ピアスの穴を開けるみたいな感じで、パチっとホッチキスのようなもので血を出し、毛細管に表面張力を利用して採取していました。
ノエルは、BCGでは泣かなかったけど、今回は痛かったようで、暴れました。
すぐに泣き止んだけど、院内が暑いこともあって、その後結構ぐずりました。


20分後に検査結果が出ます。
なんと、卵と牛乳にアレルギーがo(;△;)o エーン
母乳しか口にしていないので、胎盤と母乳を通じて入った抗原に反応しているということです。
そして、私は卵と牛乳の即刻中止を言い渡されました。
妊娠中は、卵も乳製品も少なめにしていたけれど、産後、乳腺炎の心配が少なくなってからは結構食べてしまっていました。
昨日もミスド行ったし。
母乳通じてだから、私が食べている10万分の1くらいしかノエルには入っていないはずなのに、アレルギー反応起こしているということは、離乳食なんかに混ぜては相当やばいようです。
一歳半から二歳になるまで完全にシャットアウト。


アレルギーの日本語訳は過敏症。
何かに過敏症の子供は、多くの刺激に弱いようです。
例えば、服のこすれ、布団の埃、ダニ、寒冷。
それによって、湿疹が出るそうです。
ノエルもお腹に出ている赤いポツポツは湿疹。
腕や脚のガサガサはおむつや服によるこすれ。


まず、湿疹を治すということで、軟膏を2本処方されました。
これを朝晩2回塗って一週間で使い切る。
そして、一週間後に再診です。


アレルギーは生活習慣病の一つだと考えるように言われました。
高血圧の遺伝子を持った人が塩分の多い食事を取り続けたために発症したみたいな感覚です。
私だけが食べないではなく、ノエルを取り巻くみんなが一緒に卵と牛乳を口にしないようにとも言われました。
アメリカにピーナッツアレルギーが多いのは、アメリカ人がピーナッツを良く食べるから。日本人に鯛やヒラメのアレルギーがいないのは、鯛やヒラメを毎日食べないから。
何物も、過剰摂取、偏った摂取はNGですね。


アレルギーの対処としては、上記したように、私が「卵、牛乳をやめる」です。
聞いてみると、卵や牛乳そのものを排除するのは楽だけど、他の食品に紛れこんでいるのを排除するのが大変な模様。
卵はわかりにくいものとしては、スパゲッティ以外の麺類、これらは卵が繋ぎに入っているのでアウト。
ウインナーもかまぼこも同じ理由でアウト。
牛乳の方では曲者は乳糖。
家に帰って見てみると、コンソメほんだしに入っていました。
これからしっかりと自分でだしを取らないと。


こんな感じで、卵と牛乳が使われている食品のリストを見ていくと、その種類膨大で、病院出た時にはお先真っ暗って思いました。
でも、落ち着いてから普段の食生活を見直してみると、案外食べられるメニューは多いんです。
妊娠してから和食を心掛けていたので、そのままいけば良いんです。
たまには洋食をっていうのを止めれば良いのねって気付き、パァーっと明るくなりました。
後は、外食、お菓子がアウトなだけ。


「ちょっとなら良いだろう」では、治るものも治りません。
何とか赤ちゃんの内にアレルギーが治まるように、パパママは頑張ります。
レ(゜゜レ) ガッツだぜ!
とりあえず1、2年。
ノエルのためならえんやこ〜ら♪