歯医者

11時半から歯医者です。ノエルに朝から、「僕の歯医者じゃない?ママだけ?僕は?」と質問攻めにされています。名古屋にいた時に3カ月に一回のフッ素塗布で歯医者に通っていたノエルですが、他の医者同様、自分が診察されるのは嫌いなんだそうです。
だから、「ママだけよ。ノエルちゃんは先生診ないから、ママの近くで待っててくれる?」って言うと、とっても安心します。


おもちゃコーナーで。

他にはやっぱりキッチンセットが好きで、フライパンやおなべに塩やら胡椒やら振り入れて何やら作っていました。


12時近くになって呼ばれました。
2年ほど前に、本当に気を失う程悪化していた歯の辺りが痛むんです。熱い物をその辺りで噛んだら、神経に直接触れられた様な痛みがあります。
また根端治療かなぁ。麻酔はまぬがれないだろうなぁ。お昼前だから、麻酔ちゃんと切れるまでまたないと、また口内炎作っちゃうなぁ(ただでさえ、一つ大きいのあるのに)。なんて、悶々とぐちゃぐちゃと予想していました。

レントゲンと、先生の触診によって、私の予想は違っていた事が判明。良かった。取り越し苦労でした。
良いのか悪いのか、その歯は、一年半前にこの歯医者で、神経全て取ってもらっているので、そのような痛み方はしないと思われるということが一番大きな理由。
一度神経の治療をした事のある虫歯は、知覚過敏によって熱い物が染みるという痛み方が多いんだそうです。ただ、知覚過敏の場合は、一瞬痛むだけだそう。虫歯の場合は、その後5分くらい痛みが取れないんだそうです。私の場合は、一瞬なんで、やはり虫歯ではなさそう。

でも、コンコン叩くと痛いのはその歯。色々な角度からコンコンされ、ぐいっとされたりしました。が、その結果、やっぱり根の虫歯だとは考えにくいということでした。もし、そうなら、ぐいっとした時に少なからず動くんだそうです。

さらに、その歯の周囲の歯肉と歯の境の物を顕微鏡で診てもらうと、悪い虫歯菌が居ないらしい。やったぁ♪ただ、白血球が何かを食べているのが映りました。で、歯肉が少し腫れていることから、おそらくは歯肉に入った菌が神経の近くまで来ていて、白血球が戦っているために、痛くなるのだろうということです。(うーむ、その場では、理解したつもりだったけど、こうやって文にすると、説明が難しい。)


ということで、その可能性を確かめるために、一度、抗生物質を服用し、菌を殺して、その上でまた触診をし、良くなっているのかどうかでまず判断しましょうということになりました(いきなりかぶせ物を外して根の治療をするのは患者の負担が大きいので)。


この先生、とても細かく可能性を教えてくれるので、信頼して良い気がいつもします。


その後、歯科衛生士さんによる、ハミガキの指導と、歯垢除去に、色素除去。
色素沈着がかなり気になっていたので嬉しい。で、前通っていた歯医者では取り切ってもらえなかった歯石もつるつるぴかぴかに取ってもらえました♪前回も言われたけど、私は右奥歯の内側に磨き残しがあるようです。右利きだから、そうなりやすいらしい。気をつけないと。


全て終了したのは13時15分。
その間、ノエルはずーっと治療台の隣りで持って来た本を読んだり、バスを、地図の本(ノエルは迷路の本と呼ぶ)の上を走らせたりして大人しく遊んで待っていてくれました。こんなに長い間、ずっと待っていてくれてありがとう。


途中で、歯科衛生士さんから好きな消しゴム付き鉛筆を選ばせてもらって、熊か熱帯魚か迷っていましたが、最終的には熊をもらっていました(夜、旦那帰宅後、大喜びで報告していました)。
ここの先生も歯科衛生士さんも、ノエルに対してとても優しく、且つ、固まるノエルを必要以上に構うことなくいてくれたのが、良かったです。ノエルも目がすわり過ぎることなく、まぁまぁ快適そうに過ごす事ができていそうでした。