Children's Museum

インディアナポリスのChildren's Museumは昔からあって、大きくて有名だそうです。今日は月に一度の16時から無料デイだそうで、偶然旅程が一致したので、16時から行くことにしました。でも、全てがおせおせで17時からにすることにしました。20時まで開いているそうなので安心。普通なら20時にはもう寝るだけにしておいて家でのんびり遊ぶ時間だけど、旅行中は体壊さない程度に、仕方ない。

イラクの家族のZちゃんが、このMuseumには何度も来たことがあって、隅から隅まで知っていると言うので、ノエルの案内に家族(お母さんとお兄さん二人)と一緒に来てくれることになりました。私の予想では、ノエルは砂のところか水のところで1-2時間は遊び続けてて、イラクのみんなを飽きさせてしまうことになると思っていましたが、Zちゃんが本当に上手にエスコートしてくれて、ノエルもいつもとは違う楽しみ方ができた感じでした。

Museumは、もう外観から興奮しました。


中に入るまでノエルは爆睡してたけど、私は、これはノエル絶対楽しめると確信しました。近くの道の名前も「T. REX Trail」と「GORGOSAURUS AV」ってとても洒落ていました。

Zちゃんは日本語わからず、ノエルは日本語しかわからずの二人はこのMuseumでどんどん仲良くなっていきました。
最初こそ、ノエルはZちゃんに手を取られることに抵抗したり、しぶしぶ引かれて行ったり、時には「ママも反対のお手手つながないと僕嫌」と言ってみたりしていましたが、途中から生き生きとしてZちゃんに着いて行きました。
とにかくZちゃんの気配りがすごくてびっくりしました。言葉は通じないはずなのに、ノエルの興味をさっと察知してガイドしてくれました。
ノエルは気に入った物の一所にとどまって遊ぼうとしても、Museumの全てを知っているZちゃんが上手に誘導して、次にもノエルの好きそうなところに連れて行ってくれました。時間があまりないので、全部は回っていないけど、Zちゃんが選んでくれた場所は全てノエルのツボにはまりました。

Zちゃんは優しく賢い9歳の女の子です。そして、とっても可愛い。
一緒に行ったZちゃんのお母さん達によると、ノエルの行動で、日本人の勤勉さがわかったそうです。というのは、ノエルは興味持った物にはずーっと集中して遊んでいて、次に行こうとしないからだそうです。でも、これって、小さな子はみんなそうじゃないのかなって思うけど。
それに対して、イラク人の子供は、一つに集中せずに、次の面白い物、次の面白い物ってどんどん行ってしまうそうです。


ここから、写真たくさん載せます。カメラマンがたくさんいるので、写真も大量にあり…。
恐竜の間のようなところで、穴に入る二人。

頭を出すところがあり、外から見るとこんな感じ。

恐竜の臭いは?草のにおいは?などと書かれたふたを開けると何かにおう。上の恐竜が怖くて私は無理。

恐竜の頭から覗くと恐竜が戦う場面やら様々なのが見える。ここの頭に寄って映像が違う。

恐竜の骨だよ。ノエルが背が足りないと、自然とZちゃんが抱っこしてくれる。

発掘体験場。刷毛で骨を砂の中から掘り出す。シュノーケルのマスクのような物をつけないとやらせてもらえず、ノエルはそれをつけるの嫌がったため、二人はすぐに退散。

ノエルの好きなパズルが壁にありました。

二人で完成。

実験室の様な所がガラス張りになっていて、その一か所がガラスなしになっていました。本物の恐竜の骨です。きゃー、触っちゃった♪T-rexの大腿骨だそうで、研究員の人が中から説明してくれました。

恐竜のおもちゃとどうしても遊びたいというノエルのために、Zちゃんも一緒に走って戻ってくれました。

ミニチュアの間(?ちゃんとした名前はあるはず)。ノエルこういうミニチュア大好きです。

飛行機の巨大な模型の中に、飛行機の座席、モニターなどがあり、ノエルも座って来ました。が、長い事飛行機に乗って来たばかりというのと、上海で足止めくらったのとでノエルはここはあまり喜びませんでした。
その飛行機でアラブの世界に移動という設定。アラブの市場にノエル釘付け。アラブのパンとレタスで即席ハンバーガー作って食べる真似。

小さなテントもお気に入り。Zちゃんがいなければ、きっとずーっとおままごとの相手をさせられていたと思う。

トライシクルのような乗り物で。

ここで私のバッグにつけていたノエルのカーズの帽子をひどく気に入った子どもがいました。みどくまさんと言い、カーズの帽子と言い、ノエルのグッズはこの旅では色んなところで狙われています。

レーシングカーもZちゃんと。ノエル運転中。

小さい子の遊び場の部屋の水遊び場へ。

ここで、ノエル、赤いTシャツの男の子にまさに手に取ろうとした物を奪われました。姉が根気よくその子を悟し、返してもらえました。その男の子はまたすぐ近くで何かしたようで、別の大人からも叱られていました。

砂ゾーンへ。ノエル、釘付け。水、砂とノエルをとらえる場所ばかり。

でも、次へ。

小さな探検基地のような家のようなところへZちゃんと行き、穴から顔を出しました。

すべり台もあったり、ノエル大喜び。下りれないところはZちゃんが抱っこしてくれます。大人には小さくて入れないので、Zちゃんさまさま。

大人も行ける場所で、ノエルが上れないーと泣きそうになった時には、普段ノエルと会えない、おばばかの姉、おじばかの弟、おばあちゃんばかの母の3人がおぉおぉとみんなで助けに寄っていきました。

ノエルちゃん、愛されていて幸せだね。親ばかの私は写真とビデオ撮影。
次はこんなところからひょっこり。

途中、紙をクレヨンでガーッと塗る二人。何してるのかと思ったら、段々恐竜が浮かび上がってきました。それを他の子どもたちのと一緒に飾って来ました。

木のミニチュアの家。Zちゃんが次のところにノエルを誘導中だったけど、どうしてもノエルはこれで遊びたいと私に言うので、少しだけおままごと。

次のゾーンは乗り物たくさん。Zちゃんが上手に順番を取ってくれて、ノエルは色々な乗り物に乗れました。飛行機をZちゃんが揺らしてくれました。

腕で回して動かす乗り物。

重機。

トーマスの線路。

磁石でトーマスと貨車などが連結できるので大きな子が何台も連結してしまい、ノエルくらいの小さい子供には一台手に入れるのは至難の業。ここでも水のところの赤Tの子がひどく乱暴に小さな子達の持っている物を奪っていました。また別の大人に怒られていました。Zちゃんが、一台あいたのをノエルのために、確保してくれました。赤Tの子は、それが気に入らなかったのか、水のところで怒られたのもしゃくだったのか、ノエルの横を通った時に、上からは見えないように、ノエルの足を蹴ってテーブルと挟もうとしました。こらー!何するんだ!裏からは丸見えだ!ホント姑息。ノエル、頑張れ。
ここで、この子の親が初めて現れ、「まだ遊んでるの?!もう帰るのよ」みたいなことをすごい怒り口調で言って、その子を捕まえて連れ去りました。この親、全く子どものしてること見てない(どの国にもこういう親っているのね)。
この後、ノエルは赤Tの子にミラーハウスでも遭遇し、押されたようだけど、ちゃんと押し返したそうで(姉証言)。

気持ち入れ替えて、ノエルはまたZちゃんに連れられて色々遊びます。

大人は到底入れないトンネルもZちゃんが行ってくれるから、ノエルも後に続けます。
マンモスの牙と。(mastodonsってマンモスじゃないか?!)

最後に、メリーゴーランドに乗りました。

私は見てるだけでも乗ってもかなり酔ってしまうので、ノエルを支える役は姉がやってくれました。お陰で上下する馬にノエルも座れました。初めてのメリーゴーランドです。

ここでようやく20時近く。イラクの家族にお礼を言って、後で飲み物飲みに行くからと言って、お土産屋さんに入りました。ノエルに塗り絵と恐竜のGelGemを買いました。